mysql

旧サーバーで,掲示板 simple machines forumを使用していたので,新サーバーでも使うことにした。しかし,インストールしようとしたとき,SMFはmariaDBでは動かないことに気が付いた。よく考えてみれば,旧サーバーではmySQLを使っていて,掲示板やブログなどのデータがそれに収められていたので,互換性のリスクを考えれば,最初から,mySQLを選択すべきであった。そこで,mariaDBをアンインストールして,mySQLをインストールした。インストールしたものは

mysql Ver 8.0.22 for Linux on x86_64 (MySQL Community Server - GPL)

であった。mySQLでユーザーを作成し,動作を確認した。この後 phpMyAdminにログインしようとしたが,認証に失敗して,ログインできない。(mariaDBではできていたのだが。)調べてみたところ,mySQLの新しい認証方式がphpで認識できないらしい。php7.4以降では対応できるとのこと。取り敢えず,/etc/my.cnfを編集し,古い認証方式で新しいユーザーを作成して,対応した。後に,php7.2 をphp7.4にした後は,この問題は解消された。

wordpress

旧サーバーで使用していた,wordpressを新サーバーでも使うことにした。wordpressをインストールするためには,phpとMySQLまたは, MariaDBが必要である。そこで,まず,phpをインストールした。CentOS8の標準を使ったので,php7.2であった。(このバージョンはサーポート終了直前で,バージョンアップがすぐに必要になった。後に,php7.4にバージョンアップすることになる。)データベースとしては,色々考えた結果,MariaDBをインストールした。(しかし,この選択は後に失敗であることが分かり,最終的には,MySQLを入れ直すことになった。)データベース管理用のツールとして,phpMyAdminもインストールした。

新サーバーでも,バーチャルドメインで複数のwordpressを動かすので,各サイトごとにwordpressをインストールすることにした。インストール方法は,wordpressのホームページにある,「5分間インストール」の簡易法に従った。

旧サーバーが動作してる間は,同じドメイン名を使えないので,別ドメインを仮のドメイン名として使用した。このような方法で,wordpressを動作させることはできた。ここまでは比較的順調に進んだ。しかし,起動後,wordpressのダッシュボードで,phpのバージョンが古いと警告された。一応は動いているようであったが,wordpressのアップデートが難しそうであった。そこで,phpを7.4にバージョンアップすることにした。(wordpressの要件としてPHP 7.3 以上とあったのを注意すべきであった。)

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