Cockpit
Cockpitはweb上からcentOSを管理するツールである。GUIによるログインは中々重たいので,サーバーの管理や設定はsshを通じでCUI(CLI)で行うのが普通である。しかし,web上でGUIに近い方法での管理ができれば,便利である。Cockpitはそのようなもののひとつである。
CockpitはcentOS8では,初めからインストールされているので,動作させるのは簡単である。ファイヤーウォールを外して,起動させるだけで良い。これは管理ツールなので,私の自宅からのみ接続可能な設定をした。
firewall-cmd –permanent –zone=manage –add-service=cockpit
systemctl start cockpit.socket
systemctl enable cockpit.socket
firewall-cmd –reload
この後,自宅のPCから,
https://サーバーのIPアドレス:9090
とすれば,ブラウザでログイン画面が表示され,利用できる。サーバー側で,webサーバーがまだ起動していない状況でも,ちゃんと動作する。使った感じは中々快適である。一方,簡単にログインでき,色々な操作ができるので,ファイヤーウォールをしっかり設定して利用すべきだと思った。