cockpitの証明書
cockpitに,httpsでアクセスすると,「接続がプライベートではありません」と表示される。これは,cockpitが自己証明書を使っているためであるとのこと。自己証明書ではなく,認証局を通した証明書を使えば,そのようなことはない。今回,Let’s Encryptで証明書を取得したので,それを利用することにした。ただ,certbotで取得した証明書と,cockpit用の証明書は少し形が違う。cockpit用の証明書は .cert の形で,certbot で取得した証明書は .pem である。いくつかのサイトを調べて,試したところ,次の方法で作成すれば良いことが分かった。
cockpit用の証明書は,/etc/letsencrypt/live/サイト以下にある
fullchain.pem
privkey.pem
を単純に結合したファイルをssl.certとして,
/etc/cockpit/ws-certs.d/
に置けばよい。
実際には,/etc/letsencrypt/live/サイトで,
cat fullchain.pem privkey.pem > ssl.cert
mv ssl.cert /etc/cockpit/ws-certs.d/ssl.cert
のコマンドを実行すれば良い。これで,https://サイト:9090で警告なしのアクセスできた。